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獣医学からノーベル賞を目指す。理想を貫くための「研究と経営」の融合|動物アレルギー検査株式会社

2026年03月26日

動物アレルギー検査株式会社

獣医学からノーベル賞を目指す。理想を貫くための「研究と経営」の融合|動物アレルギー検査株式会社

動物アレルギー検査株式会社は、全国の動物病院向けに犬や猫のアレルギー・免疫疾患に特化した検査受託サービスを展開する企業です。理化学研究所での研究で得た特許やノウハウを基盤とし、年間最大1億円もの研究費を投じる研究開発型企業として、日本の獣医学を世界レベルに引き上げることを使命としています。

「治せるはずだ」という衝撃から始まった獣医学の再定義

私の原点は、小学校3年生の時に飼っていた小鳥が亡くなった経験にあります。目の前で日に日に衰弱していく姿を見守りながら、「なぜ死ぬのか」「どうにかできないのか」という問いを幼いながらに抱きました。「動物病院の先生なら治せるはずだ」と自力で答えを見出した時の衝撃が、私の人生の物差しとなりました。

しかし実際に獣医師になって直面したのは、当時の獣医学が非常に曖昧で、私が理想としていた科学的なアプローチからは程遠いという現実でした。東京大学の教員時代には、研究が「自身の業績」のための手段となっている悪循環を目の当たりにしました。

理化学研究所では高度な研究成果を出しましたが、膨大な資金が必要でした。公的な予算だけでは真のサイエンスを追求することは困難だと悟り、「自分で会社を作り、その収益を研究に回せば理想の研究ができる」と考え、起業に至りました。

取材担当者(石嵜渉)の感想

子供時代の純粋な想いを大人になっても捨てず、理想に届かない現実を自らの手で変えようとする姿勢に圧倒されました。「就職」をゴールにせず、「成し遂げたいこと」のために起業を選ぶ生き方は、キャリアの可能性を広げる学びとなるはずです。

取材担当者(石嵜渉)の感想

ノーベル賞を狙わないなら博士号はいらない

私がノーベル賞を意識するようになったのは、アメリカ留学時代の指導教官から受けた問いがきっかけです。修士号を取得した際、彼は「博士号を持つ人間とはどういう人間か」と問いました。「博士号を持つということは、ノーベル賞を取れる実力があると認められたことだ。狙わないのなら、博士号をもらってはいけない」と断言されたのです。

理研時代には「獣医師出身者にノーベル賞など狙えるはずがない」という偏見を受けたこともありました。私は自分の憧れた獣医師という職業が軽んじられることに耐えられません。獣医学の枠組みの中から世界を揺るがすような発見を出すことが、私の使命です。

私たちの検査サービスには、獣医師の目線で見た高度な免疫学の知見が凝縮されています。具体的には、犬や猫のアレルギー原因物質を特定する検査や、自己免疫疾患の診断に必要な抗体検査など、従来は人間の医療でしか実施できなかった高精度な検査を動物医療の現場に提供しています。世界中の誰もできない検査を私たちだけが可能にしているという自負があります。

取材担当者(石嵜渉)の感想

自分の専門分野を「馬鹿にされたくない」という強い想いをエネルギーに変え、世界最高峰を目指す姿勢は、学生に必要な「野心」の重要性を再認識させてくれます。プロフェッショナルとして生きる厳しさと誇りを感じました。

取材担当者(石嵜渉)の感想

天職はやり切った後に見つかる

経営や仕事において最も重要なのは、「自分を捨てる(無私)」ことだと考えています。自分の都合や自我(エゴ)は、正しい判断を狂わせる最も邪魔な存在です。仕事とは自己満足のためではなく、自分自身を磨き上げ成長するためのツールなのです。

今の若者は「自分のやりたいこと」を必死に探していますが、「やりたいこと」というイメージは脳が都合よく作る空想に過ぎません。やっていくうちに好きになるのが本来の姿です。今の年齢の判断基準で人生全体をカバーしようとすること自体に無理があります。

まずは自分の能力を客観的に分析し、選んだ場所で一生懸命にやり切ること。その仕事が「天職」だったかどうかは、50歳ぐらいになって振り返った時に初めて分かるものです。選んだ道を後から正解にする覚悟を持ってください。

取材担当者(石嵜渉)の感想

「天職はやり切った後にしか分からない」という言葉は、選択肢の多さに迷う学生にとって現実的で説得力のあるアドバイスです。「自分探し」より目の前の仕事に没頭することが成長に繋がるという視点は、仕事の価値を根本から変えてくれます。

取材担当者(石嵜渉)の感想

AI時代の生存戦略:「代わりがいない」存在になる

20代から30代半ばまでの新しい経験を積める時間は実質10年ほどです。この限られた時間で「もっといいところがあるはずだ」と空想を追い求めてもキリがありません。大切なのは、今いる場所で「代わりがいない」と言われるまで一生懸命にやることです。

私はかつて動物病院や大学を去る際、常に周囲から「辞めないでくれ」と引き止められることを心掛けて仕事をしていました。もし明日辞めると言って組織が困らないのであれば、それはまだ一生懸命やっていない証拠です。

これからの時代、AIに代替できない能力を磨かなければなりません。「パターン認識」で完結する仕事はいずれAIに置き換わります。AIにはできない「0から1を作る」仕事に自らの能力を適応させていく意識が、将来の生存を左右するでしょう。

取材担当者(石嵜渉)の感想

「辞めると言った時に困られる存在か」という基準は、自分の立ち位置を測る指標として非常に明確です。パターン化できない能力を磨くことの重要性は、これからの就活で最も意識すべきポイントだと感じました。

取材担当者(石嵜渉)の感想

就活生へのメッセージ:研究と経営の両立で世界を変える仲間を求む

当社が求めているのは、「世界を変えたい」という野心を持ち、地道な努力を厭わない人材です。研究職としては獣医学・生命科学のバックグラウンドを持つ方はもちろん、営業や経営企画においても科学への理解と情熱を持った方を歓迎します。入社後は、検査業務の習得から始まり、希望と適性に応じて研究開発や新規事業の立ち上げにも携わることができます。

私たちの会社は、利益を追求するだけの企業ではありません。事業で得た収益を研究に再投資し、獣医学の常識を塗り替える発見を目指しています。「研究者として世界に貢献したい」「経営の視点を持って科学を社会実装したい」という志を持つ方にとって、これ以上ない環境がここにあります。

就職活動では、待遇や知名度だけでなく、「その会社で何を成し遂げられるか」を考えてください。私たちと共に、獣医学の歴史に名を刻む挑戦をしてみませんか。

取材担当者(石嵜渉)の感想

研究と経営を両立させるという独自のビジョンは、従来の「研究者か、ビジネスパーソンか」という二択を超えた新しいキャリアの形を示しています。志の高い学生にとって、自分の可能性を最大限に発揮できる環境だと感じました。

取材担当者(石嵜渉)の感想