http://goat-groups.com/wp-content/uploads/2024/12/ロゴマーク縦.png

12月 21, 2024

【株式会社どまんなかたぬま】町の心臓部、道の駅「どまんなか」

創業背景
2001年に道の駅「どまんなか」を立ち上げるプロジェクトに関わりました。この道の駅は、旧田沼町の町長が提案した構想をもとに実現しました。当時、私は百貨店に勤めており、行政の要請を受けてプロジェクトに参加しました。道の駅の立ち上げから従業員の採用まで、多岐にわたる業務を担い、2001年11月1日にオープンしました。
道の駅が全国的に広まったのは比較的新しい歴史で、1990年代に国土交通省が高齢者や女性ドライバーのために「24時間利用できる駐車場」「トイレ」「公衆電話」を備えた施設を整備する方針を打ち出したことが始まりです。当施設もその流れの中で、栃木県の9番目の道の駅としてスタートしました。

心がけていること◇
経営者として最も大切にしているのは、自分の健康管理です。健康でなければ、正しい判断や実行力を発揮することができません。私は毎朝ウォーキングをしたり、十分な睡眠を取るよう心がけています。また、悪い習慣を身につけず、良い習慣を維持することを大切にしています。たとえば、毎食後の歯磨きや、早朝の散歩などです。
さらに、経営には世の中の変化を読み取る力が欠かせません。常に5年、10年先を見据えて、どのように対応していくかを考えています。これは、どの業界においても重要な視点だと考えています。

学生のうちにやっておいたほうが良いこと
学生時代に経験したアルバイトは、私にとって大きな財産となっています。同じアルバイトを繰り返すのではなく、様々なアルバイトに挑戦しました。たとえば、ルートセールスの補助や、喫茶店のボーイ、配達員などです。それぞれの仕事を通じて異なるスキルや視点を学び、これが後の社会人生活に役立ちました。
アルバイトは単にお金を稼ぐだけでなく、社会経験を積む貴重な機会でもあります。多様な仕事に挑戦することで、視野が広がり、自分の将来に活かせる経験が得られます。就活生の皆さんには、ぜひ興味のある分野や新しい挑戦に積極的に取り組んでいただきたいと思います。

今後のヴィジョン◇
道の駅の運営は、車社会を前提としていますが、少子高齢化や若者の車離れにより、この前提が崩れつつあります。今後の生き残りを図るためには、これまでの枠にとらわれず、地域の特性を活かした取り組みや、新しいプロジェクトを進めていく必要があります。
特に、地産地消の商品を中心とした品揃えや高品質なレストランメニューには、これまで以上に力を入れています。価格競争ではなく、品質で勝負することで、リピーターを増やし、地域に根付いた施設として成長していきたいと考えています。