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8月 31, 2024

【株式会社ツネミ人間関係が未来を創る、学びの重要性【株式会社ツネミ

社長ご自身について
小売業に興味があったので、大学を卒業してから大手百貨店に勤めた後、30歳で当社に入社し、主に営業・仕入れ関係の仕事に従事し、37歳の時に代表取締役社長として会社を引き継ぎました。
私が長男であり、兄弟の中でも一番創業者である祖父と一緒にいる時間が長く影響を受けていたことと、大学生の時に父が倒れ入院するといったこともあり、早めに会社を引き継ぐ意思が固まりました。

苦労したこと
祖父から「若い時の苦労は買ってでもしろ!」と教わったこともあり、また社長業を引き継ぐ、経営者になるということは苦労を伴うものであるという覚悟はあったので、正直すごく苦労したと感じたことや思い詰めるようなことはなかったです。
強いて言えば、社長就任の翌日に取引先の企業が倒産して貸し倒れ損失が発生してしまい、対応の仕方に戸惑ったことと、同時期に弊社のエース営業マンが病気で長期離脱してしまい、エース不在で経営がスタートしたことが苦労した部分ではあると思いますが、必死に取り組み解決したことで貴重な経験となると共に自信にもなったかと思います。

株式会社ツネミの強み◇
釣り用品はアイテム数が膨大ということもあり、商品をしっかり流通させるには当社のような問屋の存在は欠かせません。当社は1943年の創業以来、卸売業として釣り業界のほとんどのメーカーさんと取引があり、多くの商材を扱うことで販売店さんのニーズに応えてきました。また日本にルアーフィッシングという概念がない時代からいち早く海外のルアーを輸入し、ルアーフィッシングの開拓者として、市場育成に努めてきたことが多くのお客様から信頼され続けている理由ではないかと思います。

健康経営◇
8年前から健康経営の取り組みをスタートしましたが、当初は「健康経営って何?」という反応でした。様々な取り組みをすることで徐々に認知されてきたかなと感じています。今後も「健康は人間にとって第一の宝であり、健康であればいかなる困難にも打ち勝つことが出来る。健康にまさる幸せはない」ということを念頭に、従業員皆が、心身ともに健康でより良い仕事が出来る環境、職場づくりに励んでいきます。

ご経験から学生の内にやっておいた方が良い事◇
コロナで人と会う機会が極端に減ってしまったと思いますが、残りの学生生活でより多くの人と関わる経験をすることが大切だと思います。留学、旅行、アルバイトやボランティアなど、たくさんのジャンルの方たちと交流する時間を是非作ってもらいたいと思います。当然自身の意にそぐわないことや理不尽なことも多々あるかと思いますが、様々な出来事を経験したり、または乗り越えることで人間としての深みや強みに繋がっていくと思います。