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7月 20, 2024
【有限会社畠中育雛場】心を込めた労働
◇苦労したこと◇
苦労は何個もありますが、一番大変なのは鶏インフルエンザ対策です。年ごとに多かったり少なかったりはありますが、ずっと鶏インフルエンザが出ています。いつ自分のとこで流行るかわからないので心配しないといけないのに苦労しています。
◇経営者として大切にしていること◇なによりも経営者として大切にしていることは会社を潰さないことです。そこで鶏インフルエンザにも気をつけないといけないですし、会社はひとりでできることではないので人間関係で成り立っているので、一生懸命働いてくれる環境を作らないといけないです。直売所や加工品も取り扱っていますが、基本は農業なので夏は暑いですし、冬は寒く、年中無休です。なので週休二日で土日休みであったり、普段涼しい環境で働いている人とは違ったやりがいを感じてもらわないといけないという部分で経営者として心を砕いてます。
◇ご経験から学生のうちにやっておいた方が良いこと◇
基本的なことですが、色んなアルバイトをして現場で働くことを経験してほしいですね。遊びではなくお金をもらうことはどれだけ大変かを自分の身をもって体験してみてください。遊びやサークルとは違って、仕事になると嫌なことに正面から立ち向かわないといけないのでそういう意味でも学生の枠以外の関わりは大事だと思います。
◇長年愛されている理由や貴社の強み◇
そもそも育雛場が少なくなってきています。最初は私達も雛を育てて養鶏場に売ることが主軸でしたが、それから鶏が増えれば増えるほどうちにも残る鶏が増えたときに残った鶏が産んだ卵を販売しないといけなくなりました。しかし当時のお客様が養鶏場なので卵を売るとライバルになってしまいます。なのでお客様の邪魔にならないように卵を売るために付加価値をつけて高くても買ってくれるお客様に売らないといけませんでした。そこから卵の部門が大きくなっていき、お客様であった養鶏場が減ったためこだわった卵を直売できることが強みです。